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心身症

 
 
PSYCHOSOMATIC DISORDER


ストレスがかかると、体の症状が悪化する
〜心療内科の専門領域「心身症」とは〜

医療法人社団 正友会 理事長・五藤 良将(日本抗加齢医学会専門医)と、心療内科担当・阿部 靖彦医師(火曜午前)より、心身症の考え方と治療をやさしくお伝えします。🫀

心療内科
心身症
過敏性腸症候群ほか
センター南駅

― 理事長より、はじめに ―

こんにちは。医療法人社団 正友会 理事長の五藤 良将です。「緊張するとお腹が痛くなる」「ストレスが強い時期に胃潰瘍や喘息が悪化する」「忙しいと頭痛がひどくなる」——こうした体の不調は、「心身症」と呼ばれる状態かもしれません。

結論からお伝えします。心身症とは「気のせいの病気」ではなく、実際に体に起きている病気のうち、その発症や経過にストレスなど心理的な要因が深く関わっているものを指します。だからこそ、体の治療とこころのケアを両輪で行うことが回復への近道です。

本記事では、旧・浜クリニックとして親しまれてきた当院の心療内科で、阿部 靖彦医師(火曜午前)がどのように心身症を診ているのかをご説明します。

1. 心身症とは?──「心の病気」との違い

心身症とは、胃潰瘍や喘息のような実際の身体の病気のうち、その発症や経過に、ストレスや性格・生活などの心理社会的な要因が密接に関わっているものを指します。ここが大切な点で、心身症は「うつ病」「不安症」のような心の病気とは区別されます。体には確かに変化が起きており、検査でも異常が見つかることがあります。ただ、その背景にあるストレスを一緒にケアしないと、体の治療だけではなかなか良くならない——それが心身症の特徴です。

2. 代表的な心身症の例

分類 代表的な病気・症状
消化器 過敏性腸症候群(IBS)・機能性ディスペプシア・胃十二指腸潰瘍
循環器 本態性高血圧の一部・動悸
呼吸器 気管支喘息・過換気症候群
頭部・皮膚ほか 緊張型頭痛・片頭痛・アトピー性皮膚炎・円形脱毛症・歯ぎしり

⚠ すべてが心身症ではありません
同じ「喘息」「高血圧」でも、ストレスが大きく関わるものを心身症と呼びます。まず体の病気としてきちんと診断・治療することが前提です。

3. こんなパターンはありませんか?(セルフチェック)

  • 仕事や対人関係でストレスが強い時期に、体の症状が悪化する
  • 大事な予定の前になると、決まってお腹や胃の調子が悪くなる
  • 体の治療を受けているが、なかなか良くならない・繰り返す
  • 「気にしすぎ」と言われるが、症状は実際につらい
  • 自分の感情やストレスに気づきにくい・我慢しがち

4. ストレスが体に及ぼすしくみ

ストレスを受けると、脳から自律神経・内分泌(ホルモン)・免疫の3つのルートを通じて、全身に信号が送られます。この状態が長く続くと、胃酸の分泌・腸の動き・血圧・気道の過敏性などが変化し、体の病気の発症や悪化につながります。「心が体に影響する」のは、こうした明確な生理的なしくみがあるからです。気の持ちようの問題ではありません。

5. 当院の心療内科・阿部医師による診療

心身症はまさに心療内科の専門領域です。当院では心療内科を専門とする阿部 靖彦医師が毎週火曜午前を担当し、体の症状の治療と、その背景にあるストレスへのケアを、一つの診療のなかで一体的に行います。

🩺 心療内科担当医のご紹介

阿部 靖彦(あべ やすひこ)医師 担当:毎週火曜 午前

  • 一般社団法人 日本心身医学会 専門医
  • 特定非営利活動法人 日本心療内科学会 専門医
  • 不眠・不安・パニック障害・自律神経失調症・うつ/適応障害・心身症を幅広く担当

🏥 当院の強み

  • 心療内科専門医による、体の症状とストレスを一体でみる診療
  • 内科・神経内科・糖尿病内科・アレルギー科を併設し、体の病気もその場で評価・治療
  • 過敏性腸症候群・緊張型頭痛・喘息など、身体面のフォローも院内で完結しやすい
  • 土曜も9〜14時(休憩なし)診療/センター南駅徒歩9分・駐車場4台

6. 治療の流れ──体とこころの両輪

💡 心身症治療の考え方

  • 体の治療:まず病気そのものを適切に治療(胃薬・整腸剤・喘息治療など)
  • ストレスへの気づき:症状と心の状態のつながりに気づき、ストレス源を整理する
  • 心理的アプローチ:リラクセーション・認知行動療法・必要に応じた抗不安・抗うつ薬

体の治療だけ、こころのケアだけ、ではなく、両方を同時に進めることで、繰り返していた症状が安定しやすくなります。

7. ストレスと上手に付き合うセルフケア

📝 体と心をセットで記録

症状が出た日の出来事や気分をメモすると、引き金が見えてきます。

🧘 意識的に休む時間を

深呼吸・入浴・趣味など、副交感神経を働かせる時間を毎日少しでも。

🤝 ためこまず相談する

我慢しがちな方ほど心身症になりやすいもの。人や医療に頼る練習を。

🚶 生活リズムを整える

睡眠・運動・食事の安定は、ストレス耐性と体の症状の両方を助けます。

8. 受診の目安

体の治療を続けているのに症状を繰り返す・なかなか良くならない、ストレスと症状の波が連動している——そう感じたら、心療内科にご相談ください。体の治療と並行して、背景にあるストレスをケアすることで、長く悩んでいた症状が落ち着くことがあります。

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よくあるご質問(FAQ)

Q1. 心身症は「気のせい」ですか?

A. いいえ。体に実際に起きている病気です。ただ、ストレスが発症・悪化に関わっているため、心のケアも一緒に行います。

Q2. 内科と心療内科、どちらを受診すればいい?

A. 当院は内科も併設しているので、まずご相談ください。体の評価と心のケアを院内で連携して進められます。

Q3. 過敏性腸症候群も診てもらえますか?

A. はい。代表的な心身症の一つで、体の治療とストレスケアの両面から対応します。

Q4. 心療内科は何曜日に受診できますか?

A. 阿部 靖彦医師による心療内科は毎週火曜午前です。WEB予約またはお電話(045-942-7783)でご予約ください。

🔁 3軸クロスポイント:心身症を「糖尿病」「認知症」「抗加齢」の視点でとらえる

「こころが体を動かす」心身症は、まさに当院の3軸(糖尿病×認知症×抗加齢)の交差点にあるテーマです。

🩸 軸1: 糖尿病・生活習慣病との関連

本態性高血圧の一部は心身症としての側面をもち、ストレスは血糖や血圧の変動にも影響します。心のケアは生活習慣病の管理にもつながります。

🧠 軸2: 認知症・神経系との関連

緊張型頭痛や慢性疼痛など、神経系の症状も心身症と関わります。ストレスの慢性化は脳にも負担をかけるため、早めのケアが大切です。

🌱 軸3: 抗加齢医学・健康寿命

慢性的なストレス反応は、酸化・炎症を介して老化を早めると考えられています。ストレスと上手に付き合うことは、健康寿命を守る抗加齢の実践でもあります。

執筆|医療法人社団 正友会 理事長 五藤 良将/監修協力 心療内科 阿部 靖彦(日本心身医学会 専門医・日本心療内科学会 専門医)

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※旧名称:浜クリニック
〒224-0006 神奈川県横浜市都筑区荏田東4-3-19
横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン「センター南駅」徒歩9分/駐車場4台

診療時間 日・祝
9:00〜12:00 9:00

14:00
15:00〜18:00

休診日:火曜午後・日曜・祝日/土曜は9:00〜14:00(休憩なし)


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