メニュー

更年期の不調、我慢していませんか?|HRT・漢方・プラセンタ 治療の選び方【都筑区センター南】

[2026.06.13]
 
 
MENOPAUSE — TREATMENT OPTIONS

更年期の不調、我慢していませんか?
〜治療の選択肢とプラセンタという選び方〜

医療法人社団 正友会 理事長・五藤 良将(日本抗加齢医学会専門医)より、更年期の症状の見極めから、HRT・漢方・プラセンタまで治療の選び方をわかりやすくお伝えします。

ホットフラッシュ
HRT・漢方
プラセンタ(メルスモン)
都筑区・センター南

― 理事長より、はじめに ―

こんにちは。医療法人社団 正友会 理事長の五藤 良将です。「急にカーッと汗が出る」「理由もなくイライラする」「眠れない・疲れがとれない」——40〜50代の女性から、こうしたご相談を旧・浜クリニックの頃から数えきれないほどお受けしてきました。「歳のせい」「気のせい」と我慢して、つらさを一人で抱えている方がとても多いのです。

結論からお伝えします。更年期の不調は「我慢するもの」ではなく、「治療できるもの」です。HRT(ホルモン補充療法)・漢方・プラセンタ注射・生活と心のケアなど、選択肢は一つではありません。あなたに合う方法が必ずあります。 

本記事では、更年期に起こる体の変化、受診の目安、そして治療の選択肢を一つずつ整理します。プラセンタ注射の詳しい仕組みや費用は別記事で解説していますので、本記事は「全体を見渡す地図」としてお使いください。

1. 更年期とは——「ゆらぎの時期」に起こること

更年期とは、閉経をはさんだ前後約10年間(一般に45〜55歳ごろ)を指します。この時期、女性ホルモン(エストロゲン)が大きくゆらぎながら減少していきます。ホルモンは全身に作用しているため、その変化が心身のさまざまな不調となって現れます。これが更年期症状で、日常生活に支障が出るほどつらい場合を更年期障害と呼びます。

💡 ここが大切

症状の重さは人それぞれで、ほとんど気にならない方もいれば、寝込むほどつらい方もいます。つらさを比べる必要はありません。「自分はつらい」と感じたら、それが受診の理由になります。

2. こんな不調、ありませんか?(症状チェック)

更年期の症状は多彩で、体・心の両方に出ます。次のような不調が重なっている場合、更年期が関係しているかもしれません。

🔥 血管運動の症状

ほてり・のぼせ(ホットフラッシュ)、急な発汗、動悸、冷え

😴 全身の症状

疲れやすい、不眠、肩こり、頭痛、めまい、関節の痛み

💗 心の症状

イライラ、気分の落ち込み、不安、意欲の低下、涙もろさ

🌸 その他

皮膚や粘膜の乾燥、尿のトラブル、物忘れが気になる など

⚠ 「更年期だと思っていたら別の病気」も

甲状腺の病気・貧血・うつ・高血圧なども、似た症状を起こします。更年期の不調を診るときは、こうした病気が隠れていないかを一緒に確認することが大切です。だからこそ内科での相談に意味があります。

3. 「我慢」しなくていい——受診の目安

次のような状態なら、一度ご相談ください。「これくらいで受診していいのかな」と遠慮する必要はありません。

👀 受診を考えたい目安

✔ 不調のせいで、家事・仕事・人付き合いがつらい
✔ よく眠れず、疲れがとれない日が続く
✔ 気分の落ち込み・不安が強い
✔ ほてりや発汗で日常生活に困っている
✔ 市販薬やサプリでは良くならない

4. 治療の選択肢① ホルモン補充療法(HRT)

減ってしまったエストロゲンを少量補う治療がHRT(ホルモン補充療法)です。『ホルモン補充療法ガイドライン2025年度版』でも、更年期症状に対する第一選択と位置づけられています。とくにホットフラッシュや発汗などの血管運動症状によく効くとされます。

💡 HRTのポイント

のみ薬・貼り薬・塗り薬など投与方法が選べます。一方で、持病や既往(乳がん・血栓症など)によっては向かない場合もあり、適応の見極めが重要です。HRTが適していると考えられる場合は、当院から連携する婦人科へご紹介し、安全に進められるようサポートします。

5. 治療の選択肢② 漢方薬

「症状がいくつもあって、どれが主役かわからない」——そんな更年期の不調に、漢方薬は相性のよい選択肢です。体質(証)や自覚症状に合わせて処方します。

タイプ(証) よく使われる漢方 向きやすい傾向
虚証(疲れやすい・冷え) 当帰芍薬散 冷え・むくみ・貧血傾向
中間証 加味逍遙散 イライラ・気分のムラ・不眠
実証(比較的体力あり) 桂枝茯苓丸 のぼせ・肩こり・血のめぐり

HRTが向かない方や、まずは穏やかに始めたい方にも取り入れやすいのが利点です。HRT・漢方・プラセンタは組み合わせて使うこともできます。

6. 治療の選択肢③ プラセンタ注射(メルスモン)

プラセンタ注射(メルスモン)は、更年期障害に対して保険適応のある治療です。一般に45〜59歳の更年期障害の女性が対象で、ホルモン剤とは異なるアプローチで、つらさの緩和や疲労回復を目指します。HRTが向かない方の選択肢にもなります。

⚠ 始める前に知っておきたいこと

・プラセンタは生物由来製剤のため、注射を受けた方は以後、献血ができなくなります(治療として輸血を受けることは可能)
・治療開始前に同意書へのご署名が必要です
・まれに注射部位の反応、発熱・発疹などの副作用が出ることがあります

💉 プラセンタ注射の仕組み・回数・費用・メルスモンとラエンネックの違いは、別記事で詳しく解説しています。
プラセンタ注射の詳しいご案内はこちら

7. 治療の選択肢④ 生活習慣と心のケア

薬だけが治療ではありません。土台となる生活習慣を整えることで、不調はぐっと和らぎます。

🌿 今日からできる土台づくり

🚶 適度な運動(ウォーキングや軽い筋トレ)で自律神経を整える
🥗 大豆製品・たんぱく質・カルシウムを意識した食事
🌙 睡眠リズムを一定に(寝酒は逆効果)
🧘 深呼吸・ストレッチで「ゆらぎ」とうまく付き合う

💗 心の不調は「心療内科」の出番

気分の落ち込み・不安・不眠が強いときは、無理をせず心のケアも大切です。当院は心療内科を併設しており、体と心を一緒に診られます。眠れないお悩みは 「睡眠薬のやめ方」の記事もご参考に。

8. 男性にもある「更年期」(LOH症候群)

更年期は女性だけのものではありません。中高年の男性も、男性ホルモン(テストステロン)の低下によって、意欲の低下・疲労感・性機能の低下・不眠・気分の落ち込みなどが起こることがあります。これをLOH症候群(加齢男性性腺機能低下症)と呼びます。

「ただの疲れ」「気力の問題」と片づけられがちですが、こちらも医学的に対応できる不調です。「なんとなく不調」が続く男性も、遠慮なくご相談ください。

9. 当院でできること——内科・心療内科・抗加齢の視点

🏥 五良ファミリークリニック センター南だからできること

更年期の不調は、体・心・生活習慣が複雑に重なります。当院は内科・心療内科・糖尿病内科を併設し、理事長は日本抗加齢医学会専門医。「不調の交通整理」が得意です。

・採血で甲状腺・貧血など隠れた原因をチェック
漢方・プラセンタ注射での対応、HRT適応時は婦人科と連携
・気分の落ち込み・不眠は心療内科の視点でサポート
・土曜も9:00〜14:00(休憩なし)。お仕事帰り・週末にも通いやすい体制です

「これくらいで…」と我慢せず、つらさを言葉にするところから始めましょう。あなたに合う選び方を、一緒に見つけます。

🔁 3軸クロスポイント:更年期を「糖尿病」「認知症」「抗加齢」の視点でとらえる

更年期は、その後の人生の健康を左右する「分岐点」でもあります。当院が大切にする3軸アプローチで見てみましょう。

🩸 軸1: 糖尿病・生活習慣病との関連

エストロゲンには、血糖・脂質・血圧を整える働きがあります。その減少により、更年期以降は血糖値や悪玉コレステロール、血圧が上がりやすくなります。更年期は、生活習慣病の予防に本気で取り組むべきタイミング。不調のケアと同時に、数値の管理も始めましょう。

🧠 軸2: 認知機能・脳の健康との関連

「物忘れが増えた」と感じる更年期の方は少なくありません。その多くは一時的なものですが、睡眠の乱れ・気分の落ち込みが重なると脳のパフォーマンスは下がります。睡眠と心を整えることは、将来の脳の健康への投資でもあります。気になる物忘れは 「認知症かな?と思ったら」の記事 もご覧ください。

🌱 軸3: 抗加齢医学・健康寿命

更年期は「老い」ではなく、後半生を元気に過ごすための準備期間です。骨や筋肉、血管、肌の健康を守る習慣をこの時期に始めることが、健康寿命を大きく延ばします。プラセンタや抗加齢の視点も、つらさを和らげながら「元気に年を重ねる」ことを後押しします。

10. 関連ブログ・関連クリニック

🏥 五良会グループ 姉妹クリニックの関連ブログ

11. よくあるご質問(FAQ)

Q1. 更年期かどうか、検査でわかりますか?

A. 採血でホルモンの状態を参考にできますが、数値だけで決まるものではありません。症状・年齢・経過を合わせて総合的に判断します。同時に、甲状腺など似た症状の病気がないかも確認します。

Q2. プラセンタ注射は美容目的でも受けられますか?

A. 更年期障害の治療として行う場合は保険適応ですが、美容・疲労回復など目的によっては自費になります。いずれの場合も、献血ができなくなる点と同意書へのご署名が必要です。詳しくはプラセンタ注射のご案内をご覧ください。

Q3. HRTは「がんになる」と聞いて不安です。

A. HRTは適切に行えば多くの方に有益で安全性も高い治療です。一方で持病や既往により向かない方もいるため、リスクとメリットを丁寧に説明したうえで選択します。心配な点は遠慮なくご相談ください。

Q4. 治療はどれくらい続けますか?

A. 症状や治療法によって異なります。更年期の波が落ち着けば減量・終了を目指せます。「ずっと続けなければ」ということはなく、経過を見ながら一緒に調整していきます。

Q5. 何を相談すればいいか、うまく言えません。

A. 「なんとなく不調」で大丈夫です。気になる症状をいくつか挙げていただければ、こちらで整理してお聞きします。お薬手帳と、最近の健診結果があればお持ちください。

執筆|医療法人社団 正友会 理事長 五藤 良将(日本抗加齢医学会専門医)

五良ファミリークリニック センター南/竹内内科小児科医院/五良会クリニック白金高輪

※本記事は一般的な医療情報の提供を目的としたもので、個別の診断・治療方針を示すものではありません。治療の適応・副作用には個人差があります。気になる症状がある場合は医療機関にご相談ください。



GORYO FAMILY CLINIC CENTER MINAMI
五良ファミリークリニック センター南
内科・小児科・神経内科・認知症外来・頭痛外来・アレルギー科・糖尿病内科・心療内科

内科 小児科 神経内科 認知症外来 頭痛外来
アレルギー科 糖尿病内科 予防接種 健康診断 心療内科

※旧名称:浜クリニック
〒224-0006 神奈川県横浜市都筑区荏田東4-3-19
横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン「センター南駅」徒歩9分/駐車場4台

診療時間 日・祝
9:00〜12:00 9:00

14:00
15:00〜18:00

休診日:火曜午後・日曜・祝日/土曜は9:00〜14:00(休憩なし)


melmoWEB予約

CLINICSWEB問診

melmo日祝は白金高輪


LINE
公式アカウント

Instagram
センター南公式

電話
045-942-7783

理事長 五藤 良将

HOME

ブログカレンダー

2026年7月
« 6月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME