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頭痛の種類、一次性頭痛(慢性頭痛)と二次性頭痛(症候性頭痛)の違い

[2025.06.11]
TYPES OF HEADACHE ── PRIMARY & SECONDARY

頭痛の種類を頭痛専門医が徹底解説
〜一次性頭痛(慢性頭痛)と二次性頭痛(症候性頭痛)の違い〜

元・東京頭痛クリニック院長で頭痛専門医の篠原 伸顕 院長(日本頭痛学会指導医・専門医)と、医療法人社団 正友会 理事長・五藤 良将(日本抗加齢医学会専門医)の共著で、「危険な頭痛」と「つき合い方を知るべき頭痛」の見分け方を、最新の治療薬情報まで含めてわかりやすくお伝えします。

頭痛外来 片頭痛・緊張型頭痛 危険な頭痛のサイン センター南駅 徒歩9分

― 理事長より、はじめに ―

こんにちは。医療法人社団 正友会 理事長の五藤 良将です。「頭痛くらいで病院に行っていいのかな」「市販薬でしのいでいるけれど、この頭痛は放っておいて大丈夫?」──外来でも、ご本人からだけでなく「夫がしょっちゅう頭痛薬を飲んでいて心配で…」というご家族からのご相談を本当によくいただきます。

結論からお伝えします。頭痛は大きく「一次性頭痛(頭痛そのものが病気)」と「二次性頭痛(別の病気が原因の頭痛)」の2つに分かれ、この区別こそが「様子を見てよい頭痛」と「今すぐ受診すべき頭痛」を見分ける出発点です。そして一次性頭痛、とくに片頭痛は、この数年で治療薬が劇的に進歩し、「我慢するしかない」時代は終わりつつあります。

本記事は、2025年6月に当院(旧・浜クリニック)の院長に就任した頭痛専門医・篠原 伸顕 医師との共著で、以前公開した「頭痛の種類」の記事を大幅に強化したものです。頭痛の全体地図、危険な頭痛のチェックリスト、そして2026年最新の片頭痛治療薬まで、ご家族にも役立つ形でまとめました。

🏥 共著者|頭痛外来担当・院長 篠原 伸顕(しのはら・のぶあき)

脳神経内科医。日本初の頭痛専門クリニックである「東京頭痛クリニック」の院長を6年間務め、2025年6月より五良ファミリークリニック センター南の院長に就任しました。片頭痛予防注射薬の治験にも携わってきた、頭痛診療のエキスパートです。

資格:日本頭痛学会 指導医・専門医/日本神経学会 指導医・専門医/日本脳卒中学会 専門医/日本内科学会 認定医/日本医師会 認定産業医/医学博士(カナダ・オタワ大学 医学研究留学)

― 院長より ―

院長の篠原 伸顕です。頭痛診療で最も大切なのは、「頭痛の種類を正しく診断すること」です。片頭痛と緊張型頭痛では治療がまったく異なりますし、ごく一部には命に関わる二次性頭痛が隠れています。長年頭痛専門外来で診療してきた経験から言えるのは、「たかが頭痛」と我慢してこじらせてしまう方が非常に多いということ。この記事が、あなたの頭痛を正しく知る第一歩になれば幸いです。

1. 頭痛は「国民病」── 日本人の3〜4人に1人が悩んでいる

頭痛は、日本で最もありふれた症状のひとつです。国内の疫学調査では、慢性的な頭痛に悩む方は約4,000万人、実に日本人の3〜4人に1人にのぼると推計されています。それにもかかわらず、医療機関を受診している方はごく一部。「頭痛くらいで…」と市販薬でやり過ごし、生活の質(QOL)を大きく損ねている方が少なくありません。

📊 数字で見る「頭痛大国・日本」

  • 慢性頭痛に悩む日本人:約4,000万人
  • 片頭痛の有病率:約8.4%(15歳以上・国内疫学調査)── 約1,000万人、とくに20〜40代の女性に多い
  • 緊張型頭痛の有病率:約22% ── 最も頻度の高い頭痛
  • 片頭痛患者さんのうち医療機関を受診している方:約3割にとどまるとの報告も

片頭痛は世界的にも、WHOの調査(世界疾病負担研究:GBD)で「健康に生きられない年数(YLD)」の主要原因の上位に位置づけられる疾患です。働き盛り・子育て世代を直撃するため、社会的損失も甚大です。「頭痛は病気であり、治療できる」──まずこの認識を持っていただくことが、すべての出発点です🧠

2. 頭痛の全体地図:一次性頭痛と二次性頭痛の違い

頭痛の診断・治療の第一歩は、頭痛の種類を知ることです。国際頭痛分類 第3版(ICHD-3)では、頭痛は大きく次の2つ(+神経痛など)に分類されます。

一次性頭痛(慢性頭痛)は、脳や体に明確な病気がないのに、頭痛が繰り返し起こる状態です。特定の疾患が原因ではなく、頭痛そのものが「病気」です。片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛が代表で、命に関わることはまれですが、慢性的に生活の質を下げ続けます。

一方、二次性頭痛(症候性頭痛)は、脳や体の病気が原因となって起こる頭痛です。くも膜下出血・脳腫瘍・髄膜炎など、早期発見・早期治療が命を左右する疾患が含まれます。「頭痛の陰に隠れた病気を見逃さないこと」が、私たち頭痛診療医の最大の使命です。

  一次性頭痛(慢性頭痛) 二次性頭痛(症候性頭痛)
定義 脳や体に明確な病気がないのに、頭痛が繰り返し起こる。頭痛そのものが病気 脳や体の病気が原因で起こる頭痛
代表例 片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛 くも膜下出血、脳腫瘍、脳血管障がい、髄膜炎・脳炎、慢性硬膜下血腫、緑内障、副鼻腔炎 など
経過の特徴 慢性的・反復性。「いつもの頭痛」として繰り返す 突然発症今までで最悪だんだん悪化など「いつもと違う」
対応 正しい診断に基づく治療・予防でQOLを取り戻せる 原因疾患の早期発見・治療が最優先。ためらわず受診を

💡 ワンポイント

頭痛診療のよりどころとなるのが「頭痛の診療ガイドライン2021」(日本神経学会・日本頭痛学会・日本神経治療学会)と国際頭痛分類(ICHD-3)です。当院の頭痛外来も、これらの標準診療に沿って、お一人おひとりの頭痛を分類・診断するところから始めます。

3. 片頭痛 ── ズキズキ脈打ち、動くとつらい

片頭痛は、有病率約8.4%・国内約1,000万人と推計される、日常生活への支障が最も大きい一次性頭痛です。「片」という名前ですが、約4割の方は両側に痛みが出ます。

🔨 痛みの特徴

ズキンズキンと脈打つような痛み4〜72時間続く。階段の上り下りなど体を動かすと悪化し、仕事や家事が手につかなくなる。

🤢 随伴症状

吐き気・嘔吐を伴い、光・音・においに過敏になる。「頭痛のときは暗い静かな部屋で寝ていたい」が典型。

✨ 前兆(オーラ)

2〜3割の方に、頭痛の前にギザギザした光が見える閃輝暗点(せんきあんてん)などの視覚性前兆が出る。

🌦 誘因

寝不足・寝すぎ、ストレスからの解放(週末頭痛)、月経周期、天候・気圧の変化、空腹、アルコール🍷など。

片頭痛の背景には、脳の血管周囲でCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)という神経ペプチドが放出され、三叉神経系の炎症と血管拡張が起こるメカニズムが深く関わっていることがわかってきました。この発見が、後ほどご紹介するCGRP関連の新薬ラッシュにつながっています。詳しくは「片頭痛・緊張型頭痛を頭痛専門医が解説」もあわせてご覧ください。

4. 緊張型頭痛 ── 最も多い「締めつけ型」

緊張型頭痛は、有病率約22%と最も頻度の高い頭痛です。後頭部から首すじにかけて、頭全体がギューッと締めつけられるような鈍い痛みが特徴で、片頭痛と違って動いても悪化せず、吐き気もほとんど伴いません。

  • 痛み方:非拍動性(ズキズキしない)。「ヘルメットをかぶったような」「孫悟空の輪っかのような」圧迫感・締めつけ感
  • 持続時間:30分〜7日間とさまざま。だらだらと続くことが多い
  • 誘因:長時間のデスクワーク・スマホ📱による前かがみ姿勢、肩・首のこり、精神的ストレス、運動不足
  • 対処の方向性:温める・ストレッチ・入浴など血行改善で楽になるのが片頭痛との大きな違い(片頭痛は冷やす・安静が基本)

⚠ 「片頭痛+緊張型」の混合タイプも多い

実際の外来では、片頭痛と緊張型頭痛を両方あわせ持つ方が少なくありません。「普段は締めつけ型、月に数回はズキズキして寝込む」──このようなタイプは、それぞれの頭痛に合わせた治療の使い分けが必要です。自己判断で市販薬を続ける前に、一度頭痛外来でご相談ください。

5. 群発頭痛 ── 「目の奥をえぐられる」激痛

群発頭痛は、有病率が1,000人に1人程度とまれですが、「人生で経験しうる最も激しい痛みのひとつ」とも言われる頭痛です。20〜40代の男性にやや多いのが特徴です。

  • 痛み方:必ず片側の目の奥〜こめかみが、えぐられる・突き刺されるように激しく痛む
  • 持続時間:1回15分〜3時間。じっとしていられず、のたうち回るほどの痛み
  • 随伴症状:痛い側の目の充血・涙・鼻づまり・鼻水・まぶたの下垂などの自律神経症状
  • パターン:1〜2か月の「群発期」に、毎日ほぼ同じ時間帯(とくに夜間・明け方)に発作が集中する。群発期のアルコールは強力な誘因🚫

群発頭痛には、発作時の皮下注射薬(スマトリプタン)や高流量酸素吸入など、片頭痛とは異なる特別な治療が必要です。「毎年同じ季節に、目の奥の激痛が続く時期がある」という方は、ぜひ頭痛専門医にご相談ください。

6. 二次性頭痛 ── 命に関わる頭痛を見逃さない

二次性頭痛は、頭痛全体から見れば少数ですが、その中には一刻を争う疾患が含まれます。代表的な原因疾患と、それぞれの「サイン」を知っておきましょう。

原因疾患 頭痛の特徴・警戒サイン
くも膜下出血 突然、バットで殴られたような激痛(雷鳴頭痛)。嘔吐・意識障害を伴うことも。直ちに救急要請(119番)
脳出血・脳梗塞など脳血管障がい 頭痛に加え、手足のまひ・しびれ、ろれつが回らない、視野の異常などの神経症状
脳腫瘍 数週間〜数か月かけてじわじわ悪化。早朝に強い頭痛、吐き気、けいれん、性格変化など
髄膜炎・脳炎 発熱+強い頭痛+首の硬直(うなじが曲げにくい)。意識がぼんやりすることも
慢性硬膜下血腫 ご高齢の方が転倒・頭部打撲の数週間〜数か月後に、頭痛・物忘れ・歩行障害。「治せる認知症」としても重要
巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎) 50歳以上で初発。こめかみの血管の痛み・圧痛、噛むと顎が疲れる、視力障害。失明予防のため早期治療が必須
急性緑内障発作 目の痛み・充血・かすみ・虹の輪が見える+頭痛・吐き気。放置すると失明の危険
副鼻腔炎 おでこ・頬・目の奥の重い痛み。お辞儀・前かがみで悪化、膿性の鼻水を伴う

このほか、風邪やインフルエンザ😷などの感染症、二日酔い、睡眠時無呼吸症候群、薬の副作用(血管拡張薬など)でも頭痛は起こります。大切なのは、次のセクションでご紹介する「受診すべき頭痛のサイン」を知っておくことです。

7. ⚠ 「いつもと違う頭痛」レッドフラグ・チェックリスト

頭痛専門医が二次性頭痛を疑うときの国際的な指標に「SNNOOP10」と呼ばれる危険サイン(レッドフラグ)のリストがあります。ここでは、ご家庭でも使える形に整理しました。1つでも当てはまれば、様子を見ずに受診を──とくに最初の2つは救急受診のサインです🚨

🚨 今すぐ救急受診(119番も検討)

  • 突然発症:数秒〜1分でピークに達する「雷鳴頭痛」。「今までで最悪の頭痛」
  • 神経症状を伴う:手足のまひ・しびれ、ろれつが回らない、意識がおかしい、けいれん、視野が欠ける

⚠ 早めに医療機関を受診したいサイン

  • 発熱・首の硬直を伴う頭痛(髄膜炎のサイン)
  • 50歳以降に初めて経験するタイプの頭痛
  • 数週間〜数か月かけてだんだん悪化していく頭痛
  • がん・免疫低下状態(治療中含む)のある方の新しい頭痛
  • 頭部打撲・転倒のあとから続く頭痛(ご高齢の方はとくに注意)
  • 妊娠中・産後の強い頭痛
  • 咳・いきみ・姿勢の変化で明らかに悪化する頭痛
  • 目の痛み・充血・視力の異常を伴う頭痛

💡 ご家族へ

「いつもと違う」に気づけるのは、そばにいるご家族です👥 「今日はお父さんの頭痛の様子がおかしい」「おばあちゃんが転んだあと、ぼんやりして頭が痛いと言う」──そんなときは、ご本人が「大丈夫」と言っても受診を後押ししてあげてください。

8. 薬剤の使用過多による頭痛(MOH)── 月10日が分かれ目

見落とされがちですが、頭痛外来で非常に多いのが「薬剤の使用過多による頭痛(MOH:薬物乱用頭痛)」です。頭痛薬を頻繁に飲み続けるうちに脳が痛みに敏感になり、頭痛薬が頭痛を悪化させる悪循環に陥ってしまう状態です🔁

⚠ MOHのめやす(3か月を超えて続く場合)

  • トリプタン・複合鎮痛薬(○○プラスなど)・エルゴタミン:月10日以上の使用
  • 単一成分の鎮痛薬(ロキソプロフェン・イブプロフェン・アセトアミノフェンなど):月15日以上の使用
  • そのうえで月15日以上頭痛がある

「効きが悪くなってきたから」と市販薬の回数が増えている方は要注意です。MOHは、原因薬剤の整理と適切な予防療法への切り替えで改善が期待できます。決して「気合いで薬を我慢する」病気ではありませんので、自己流で断薬せず、頭痛外来で一緒に治療計画を立てましょう。詳しくは「薬物乱用頭痛(MOH)」の記事もご覧ください。

9. 頭痛外来での診断と治療の最前線(2026年最新)

頭痛の診断は、丁寧な問診が9割です。いつから・どこが・どんなふうに・どのくらいの頻度で痛むのか、誘因や随伴症状、薬の使用状況を伺い、必要に応じて神経診察・血液検査を行います。二次性頭痛が疑われる場合には、連携医療機関でのMRI・CT検査を速やかに手配します。

💡 頭痛ダイアリーのすすめ📖

受診の際は、頭痛が起きた日・痛みの強さ・飲んだ薬・月経や天候などを記録した「頭痛ダイアリー」(スマホのメモやアプリでOK)をお持ちいただくと、診断の精度が大きく上がります。「月に何日頭痛があるか」は治療選択の重要な指標です。

そして治療です。片頭痛治療はこの数年で歴史的な転換期を迎えました。従来のトリプタン系薬剤に加え、片頭痛の本態に迫るCGRP関連薬が次々と登場しています。

分類 代表薬 特徴
急性期治療薬(従来) NSAIDs、トリプタン5種類 発作時に頓服。トリプタンは痛み始めの早期服用が効果のカギ
ジタン系(急性期) ラスミジタン(レイボー®) 血管収縮作用がなく、心血管疾患のある方にも選択肢となりうる
抗CGRP抗体薬(予防・注射) エムガルティ®、アジョビ®、アイモビーグ® 月1回程度の皮下注射で発作日数を大幅に減らす。2021年登場
経口CGRP受容体拮抗薬(ゲパント) ナルティークOD錠®(リメゲパント)/アクイプタ錠®(アトゲパント) 飲み薬のCGRP関連薬。ナルティークは2025年12月発売で急性期+予防の両方に、アクイプタは2026年4月発売で1日1回の予防内服

ナルティークOD錠®(リメゲパント)は、水なしで飲める口腔内崩壊錠で、日本で初めて「発作時の頓服」と「発症抑制(隔日服用)」の両方に使える経口薬として2025年12月に発売されました。アクイプタ錠®(アトゲパント)1日1回の内服で片頭痛発作の発症を抑制する薬として2026年4月に発売され、「注射には抵抗があるけれど予防治療をしたい」という方の新しい選択肢になっています。当院の頭痛外来では、これらの新薬を含めた治療全体から、症状・頻度・ライフスタイルに合わせて最適な組み合わせをご提案します💊

もちろん、薬だけがすべてではありません。規則正しい睡眠🛏・適度な運動🚶・誘因の回避・姿勢やストレスの管理といった生活調整は、どの頭痛にも共通する土台です。院長の篠原はこうした新しい予防薬の治験にも携わってきました。新薬の詳しい解説はナルティークOD錠の記事アクイプタ錠の記事(予防5剤比較)をご覧ください。

🔁 3軸クロスポイント:頭痛を「糖尿病」「認知症」「抗加齢」の視点でとらえる

当院は「糖尿病 × 認知症 × 抗加齢」の3軸アプローチを診療の柱にしています。頭痛は一見この3軸と無関係に思えるかもしれませんが、実は深くつながっています。頭痛専門外来を併設する当院ならではの視点でご紹介します。

🩸 軸1: 糖尿病・生活習慣病との関連 ── 頭痛は「血管の病気」のサインにも

前兆(オーラ)のある片頭痛の方は、そうでない方に比べて脳卒中のリスクが約2倍になることが複数の疫学研究で示されています。そこに高血圧・糖尿病・脂質異常症・喫煙🚭といった生活習慣病が重なると、血管へのダメージはさらに積み重なります(いわば「ダブルジオパディ=二重の危険」です)。また、血糖値の乱高下(血糖値スパイク)や低血糖も頭痛の誘因になります。片頭痛の治療と並行して血圧・血糖・コレステロールを整えることは、将来の脳を守る投資です。当院では頭痛外来と糖尿病内科が同じ院内で連携できます。

🧠 軸2: 認知症・神経系との関連 ── 「高齢の頭痛」は要注意

ご高齢の方の「新しい頭痛」は二次性頭痛の割合が高く、とくに慢性硬膜下血腫は、頭痛とともに物忘れ・歩行障害が出て認知症と間違われることがある「治せる認知症」の代表です。転倒後しばらくしてからの頭痛+認知機能の変化は、必ず医療機関へ。また、片頭痛や慢性頭痛による睡眠の乱れ・活動量の低下は、長期的な脳の健康にもマイナスです。当院は認知症外来と頭痛外来を同じ脳神経内科医(院長・篠原)が担当しており、「頭痛なのか、認知症の始まりなのか」といった境界のご相談こそ得意としています。認知症が気になる方は「認知症の初期サイン」の記事もどうぞ。

🌱 軸3: 抗加齢医学・健康寿命 ── 頭痛のない毎日は「若さ」そのもの

抗加齢医学の目標は、健康寿命と平均寿命のギャップを縮めることです。月に何日も頭痛で寝込む生活は、運動・社会活動・睡眠の質を確実に削り、老化を加速させる要因になります。逆に、規則正しい睡眠🛏・適度な有酸素運動🚶・ストレスマネジメント🧘は、片頭痛・緊張型頭痛の予防と抗加齢の両方に効く「一石二鳥」の処方箋です。新しい予防薬で頭痛日数を減らし、取り戻した時間で体を動かす──これこそ、頭痛診療を通じた抗加齢医学の実践だと私たちは考えています。

10. 関連ブログ・関連クリニック

当院ブログでは、院長・篠原による頭痛シリーズを多数公開しています。あわせてご覧ください📚

CENTER MINAMI 五良ファミリークリニック センター南(旧・浜クリニック)

頭痛の種類|一次性頭痛と二次性頭痛の違い 📍 ご覧の記事です

11. よくあるご質問(FAQ)

Q1. 市販の頭痛薬でしのいでいます。受診の目安はありますか?

A. 頭痛薬を月に10日以上飲んでいる/頭痛で仕事・家事・学校に支障が出ている──どちらかに当てはまれば受診をおすすめします。薬剤の使用過多による頭痛(MOH)に進行する前の受診が肝心です。また「いつもと違う頭痛」(突然の激痛、まひ・発熱を伴う等)は市販薬で様子を見ず、すぐに受診してください。

Q2. 頭痛でMRIやCTは必要ですか?

A. 全員に必要なわけではありません。問診と神経診察で一次性頭痛と診断できれば、画像検査なしで治療を始められることも多くあります。一方、レッドフラグ(危険サイン)がある場合や、初発・非典型的な頭痛では画像検査が重要です。当院では必要と判断した場合、連携医療機関でのMRI・CTを速やかに手配します。

Q3. 片頭痛は遺伝しますか?子どもにも起こりますか?

A. 片頭痛は家族内に多く見られることが知られており、体質(遺伝的素因)の関与が考えられています。お子さんの片頭痛は持続時間が短く、両側性で、腹痛・嘔吐が目立つなど大人と異なる特徴があります。「頭が痛くて学校に行けない日がある」お子さんは、小児科も併設する当院にご相談ください。

Q4. 新しい片頭痛の薬(ナルティーク・アクイプタ・注射薬)は誰でも使えますか?

A. いずれも保険診療で使用できますが、片頭痛の診断が確定していること、発作頻度など一定の条件があります(抗CGRP抗体薬は月の片頭痛日数や既存予防薬の状況等を考慮します)。費用面も含めて、頭痛外来でライフスタイルに合った選択肢をご提案しますので、まずはご相談ください。

Q5. 頭痛外来はどのように受診すればよいですか?

A. 当院(センター南駅 徒歩9分・駐車場4台🚗)はWEB予約・LINE・お電話でご予約いただけます。受診の際は、お使いの頭痛薬(市販薬含む)と、可能であれば頭痛の記録(頭痛ダイアリー)をお持ちください。土曜も9〜14時まで診療しています。日曜・祝日は姉妹院・五良会クリニック白金高輪の休日診療をご利用ください。

執筆(共著)|五良ファミリークリニック センター南 院長 篠原 伸顕(日本頭痛学会指導医・専門医/日本神経学会指導医・専門医/日本脳卒中学会専門医・医学博士)/医療法人社団 正友会 理事長 五藤 良将(日本抗加齢医学会専門医)

五良ファミリークリニック センター南/竹内内科小児科医院/五良会クリニック白金高輪


GORYO FAMILY CLINIC CENTER MINAMI
五良ファミリークリニック センター南
内科・小児科・神経内科・認知症外来・頭痛外来・アレルギー科・糖尿病内科・心療内科
内科 小児科 神経内科 認知症外来 頭痛外来
アレルギー科 糖尿病内科 予防接種 健康診断 心療内科
※旧名称:浜クリニック
〒224-0006 神奈川県横浜市都筑区荏田東4-3-19
横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン「センター南駅」徒歩9分/駐車場4台
診療時間 日・祝
9:00〜12:00 9:00

14:00
15:00〜18:00

休診日:火曜午後・日曜・祝日/土曜は9:00〜14:00(休憩なし)

melmoWEB予約 CLINICSWEB問診 melmo日祝は白金高輪
LINE 公式アカウント Instagram センター南公式 電話 045-942-7783

理事長 五藤 良将

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