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頭痛の種類

[2025.06.11]

 頭痛の診断、治療を行うためには、頭痛の種類を知る事が大事です。下記に簡単に頭痛の分類を記載します。 

 一次性頭痛(慢性頭痛)と二次性頭痛(症候性頭痛)は、頭痛の分類における2つの主要なタイプです。一次性頭痛は、頭痛自体が病気であり、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛など、特定の病気が原因ではない慢性的な頭痛を指します。一方、二次性頭痛は、脳腫瘍やくも膜下出血などの脳疾患、または他の病気が原因で引き起こされる頭痛です。 

一次性頭痛: 

  • 定義:脳や体に明確な病気がないのに、頭痛が繰り返し起こる状態です。
  • 原因:特定の疾患が原因ではなく、頭痛そのものが病気であると見なされます。
  • 代表的なタイプ:片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などです。
  • 特徴:慢性的に起こり、日常生活に支障が出ます。

 

二次性頭痛: 

  • 定義:脳や体に病気(疾患)がある場合に起こる頭痛です。
  • 原因:様々な病気が原因となり得ます。
  • 代表的な原因:脳腫瘍、くも膜下出血、脳血管障がい、髄膜炎、脳炎、緑内障、副鼻腔炎などがあります。
  • 特徴:突然発症したり、激しい痛みやその他の症状を伴う場合があります。

 

 一次性頭痛は、頭痛自体が病気である慢性的な頭痛であり、二次性頭痛は、脳や体の病気が原因で起こる頭痛です。二次性頭痛は、早期発見と適切な治療が重要です。頭痛の頻度、種類、症状、その他の症状を考慮して、医療機関を受診し、医師の診断を受けることが大切です。 

    院長 篠原 伸顕

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