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禁煙補助薬「チャンピックス」が処方可能となりました

[2026.01.21]

長らく処方が停止されていた禁煙補助薬「チャンピックス(Champix)」が、2025年10月より供給再開されました。

「過去に使って効果を感じた」「他の禁煙方法ではうまくいかなかった」という患者さんからも多くのお問い合わせをいただいていたお薬です。この記事では、チャンピックスの処方中止の理由と再開の背景、薬の働きや副作用、治療スケジュールについて詳しく解説いたします。

チャンピックスの経緯:なぜ中止され、なぜ再開されたのか?

ℹ️ チャンピックスとは?

2008年に日本で承認された経口タイプの禁煙補助薬です。ニコチンを含まない「非ニコチン製剤」として、高い禁煙成功率で多くの患者さんに使用されてきました。

1.2021年 — 出荷停止

🚫 不純物検出により自主回収

海外の製造工程で「ニトロソバレニクリン」という発がん性の可能性がある不純物がわずかに検出。製薬会社(ファイザー社)が安全性を重視し、自主的に出荷を停止しました。日本国内でも供給がストップし、医療機関での処方が中止されました。

2.2021年〜2025年 — 約4年間の停止期間

🔧 製造体制・品質管理の見直し

この間、製薬会社は製造工程の全面的な見直しと品質管理体制の強化を実施。不純物が混入しない新しい製造方法の確立に取り組みました。なお、検出された不純物は通常の服用量でただちに健康被害を及ぼすレベルではありませんでした。

3.2025年10月 — 供給再開!

✅ 安全性確認、処方再開

品質基準を見直した新規製剤が製造され、安全性の確認が取れたことにより、供給が再開されました。当院でも保険診療での処方が可能となり、再び効果的な禁煙治療をお受けいただけます。

📝 安全性について

現在供給されているチャンピックスは、厳格な品質管理のもとで製造された新規製剤です。以前の問題は解決されており、安心してご使用いただけます。

 

チャンピックスとは?その働きと効果

ℹ️ ポイント

チャンピックス(一般名:バレニクリン)は、脳内の「ニコチン受容体」に部分的に結合することで、タバコを吸いたいという欲求や快感を抑える作用を持つ禁煙補助薬です。ニコチンを含まないため、ニコチン依存からの離脱をより安全にサポートします。

服用スケジュール

チャンピックスは段階的に用量を増やしていきます。服用開始から1週間後を「禁煙開始日」と設定するのが一般的です。

 

チャンピックスの副作用について

⚡ 注意

比較的安全性の高い薬ですが、副作用が報告されています。副作用の多くは服用初期に現れやすく、継続により軽減するケースが一般的です。体調に変化がある場合はすぐにご相談ください。

主な副作用一覧

⚠️ 重要警告

車の運転にご注意ください
めまいや眠気の副作用が現れる可能性があるため、チャンピックス服用中は車の運転や危険を伴う機械の操作には十分ご注意ください。

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