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自律神経失調症

 
 
AUTONOMIC DYSREGULATION

検査では異常なし、でも体調がすぐれない
〜心療内科でみる「自律神経失調症」〜

医療法人社団 正友会 理事長・五藤 良将(日本抗加齢医学会専門医)と、心療内科担当・阿部 靖彦医師(火曜午前)より、自律神経の乱れによる不調をやさしくお伝えします。🌀

心療内科
自律神経失調症
めまい・動悸・倦怠感
センター南駅

― 理事長より、はじめに ―

こんにちは。医療法人社団 正友会 理事長の五藤 良将です。「めまい・動悸・倦怠感・冷え・のぼせなど、いろいろな不調があるのに、検査では異常が見つからない」——そんなつらさを抱えていませんか。

結論からお伝えします。自律神経失調症は「気のせい」ではありません。体のアクセル(交感神経)とブレーキ(副交感神経)のバランスが乱れた状態であり、生活の調整と治療で整えられます。ただし、まず隠れた病気がないかを確認することがとても大切です。

本記事では、旧・浜クリニックとして親しまれてきた当院の心療内科で、阿部 靖彦医師(火曜午前)がどのように自律神経の不調を診ているのかをご説明します。

1. 自律神経失調症とは?

自律神経は、呼吸・心拍・体温・消化・発汗などを、私たちの意思とは関係なく自動で調節している神経です。体を活動モードにする交感神経(アクセル)と、休息モードにする副交感神経(ブレーキ)がバランスを取り合っています。このバランスが乱れ、検査では明らかな異常がないのに、めまい・動悸・倦怠感などさまざまな不調が続く状態を、一般に「自律神経失調症」と呼びます。

2. 多彩な症状の特徴

自律神経は全身に分布しているため、症状は全身のあちこちに、日によって変わりながら現れるのが特徴です。

部位 よくある症状
全身 倦怠感・疲れやすさ・微熱感・冷え・のぼせ・ほてり
頭・循環 頭痛・めまい・立ちくらみ・動悸・息苦しさ
消化器 胃の不快感・吐き気・便秘や下痢・食欲不振
こころ 気分の落ち込み・イライラ・集中力低下・不眠

3. こんな症状はありませんか?(セルフチェック)

  • 複数の検査を受けても「異常なし」と言われるが、不調が続く
  • めまい・立ちくらみ・動悸がよく起こる
  • 疲れやすく、休んでもだるさが取れない
  • 季節の変わり目や天気で体調が大きく揺れる
  • 手足の冷え、急なほてり・発汗がある
  • 胃腸の調子と気分の波が連動している気がする

4. なぜ自律神経が乱れるのか

主な要因は、ストレス・不規則な生活・睡眠不足・ホルモンの変化(更年期など)・気候の変動です。心と体は密接につながっており、強いストレスが続くと交感神経が優位になりっぱなしになり、休息のスイッチがうまく入らなくなります。また、自律神経失調症と思っていた症状の背景に、甲状腺の病気・貧血・不整脈・更年期障害などが隠れていることもあるため、見極めが重要です。

5. 当院の心療内科・阿部医師による診療

当院では心療内科を強化し、心療内科を専門とする阿部 靖彦医師が毎週火曜午前を担当しています。多彩な身体症状について、内科的な評価で背景の病気を除外しながら、ストレスや生活リズムの調整まで、こころとからだの両面から診ます。

🩺 心療内科担当医のご紹介

阿部 靖彦(あべ やすひこ)医師 担当:毎週火曜 午前

  • 一般社団法人 日本心身医学会 専門医
  • 特定非営利活動法人 日本心療内科学会 専門医
  • 不眠・不安・パニック障害・自律神経失調症・うつ/適応障害・心身症を幅広く担当

🏥 当院の強み

  • 心療内科専門医による、こころとからだを一体でみる診療
  • 甲状腺・貧血・不整脈など、背景の病気を内科的に評価できる
  • 糖尿病内科・神経内科・認知症外来を併設した横断的サポート
  • 土曜も9〜14時(休憩なし)診療/センター南駅徒歩9分・駐車場4台

6. 治療の流れ──まず病気の除外から

「自律神経失調症」と決めつける前に、まず症状の原因となる病気がないかを確認します。そのうえで、生活調整・リラクセーション・必要に応じた薬物療法を組み合わせます。

💡 治療の3本柱

  • 生活リズムの調整:睡眠・食事・運動・休息を整え、自律神経のリズムを取り戻す
  • リラクセーション:呼吸法・自律訓練法などで、副交感神経(ブレーキ)を働かせる
  • 薬物療法:症状やうつ・不安の有無に応じて、漢方薬や抗不安・抗うつ薬などを必要最小限で

⚠ 「異常なし」で終わらせない
検査で異常がないと言われても、つらさは本物です。背景の病気の除外と、心身両面からのアプローチで、確実に良くしていけます。

7. 自律神経を整えるセルフケア

☀ 朝の光と一定の起床時間

体内時計が整い、自律神経のリズムが安定します。

🛁 ぬるめの入浴

38〜40℃のお湯にゆっくり浸かると、副交感神経が働き休息モードに。

🚶 軽い運動を習慣に

ウォーキングなどの有酸素運動が、自律神経のバランスを助けます。

🧘 深い呼吸でひと休み

日中に数回、ゆっくり長く息を吐く時間を。緊張のスイッチを切ります。

8. 受診の目安

原因のはっきりしない体調不良が数週間以上続く、複数の科を受診しても改善しない、気分の落ち込みや不眠を伴う——こうした場合は一度ご相談ください。背景に治療できる病気が隠れていないかを確認しつつ、心身両面から整えていきます。

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よくあるご質問(FAQ)

Q1. 「自律神経失調症」は正式な病名ですか?

A. 厳密には症状をまとめた呼び名です。背景にうつ・不安症・更年期障害・身体疾患が隠れていることもあるため、丁寧に評価します。

Q2. 検査で異常がないのに受診していいですか?

A. もちろんです。むしろ「異常なし」と言われ続けてつらい方こそ、心療内科の対象です。

Q3. 漢方薬で治療できますか?

A. 自律神経の不調には漢方薬が役立つことも多く、体質や症状に合わせて選択肢の一つとして用います。

Q4. 心療内科は何曜日に受診できますか?

A. 阿部 靖彦医師による心療内科は毎週火曜午前です。WEB予約またはお電話(045-942-7783)でご予約ください。

🔁 3軸クロスポイント:自律神経を「糖尿病」「認知症」「抗加齢」の視点でとらえる

自律神経は全身の調整役。その乱れは、当院が大切にする3軸(糖尿病×認知症×抗加齢)すべてと関わります。

🩸 軸1: 糖尿病・生活習慣病との関連

自律神経は血糖・血圧・心拍の調整に関わります。糖尿病が進むと自律神経障害も起こりやすく、両者は影響し合います。

🧠 軸2: 認知症・神経系との関連

立ちくらみ(起立性低血圧)などの自律神経症状は、一部の神経疾患の早期サインのこともあり、神経内科と連携して評価します。

🌱 軸3: 抗加齢医学・健康寿命

睡眠・運動・休息のリズムを整えることは、自律神経を安定させると同時に、老化のスピードをゆるめる抗加齢の基本でもあります。

執筆|医療法人社団 正友会 理事長 五藤 良将/監修協力 心療内科 阿部 靖彦(日本心身医学会 専門医・日本心療内科学会 専門医)

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※旧名称:浜クリニック
〒224-0006 神奈川県横浜市都筑区荏田東4-3-19
横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン「センター南駅」徒歩9分/駐車場4台

診療時間 日・祝
9:00〜12:00 9:00

14:00
15:00〜18:00

休診日:火曜午後・日曜・祝日/土曜は9:00〜14:00(休憩なし)


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